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2007年10月30日
宅配びん牛乳 工場集約年内に完了(森永乳業)
森永乳業は約3年をかけて進めてきた宅配ビン牛乳の工場集約を年内に完了させる。
全国に16あった同商品の生産拠点を7つに再編し、北海道を除く全宅配地域で新型の軽量ビン商品に品ぞろえを統一する。
今後は全国規模の販売促進策などを積極的に仕掛ける。
2004年から各地で従来より約46%軽量化した新型ビンを導入し、このビンを使う牛乳を製造する工場を絞り込む形で、集約を進めてきた。
四国、九州、中京、関東、近畿などで新しい製造ラインが稼働するとともに、ふるい製造ラインの閉鎖も完了。
東北でも年内に、グループ会社が仙台市に建設した新工場への集約を終える予定だ。
北海道は地元商品に対するこだわりが強いとみて従来の商品を残す。
他の宅配地域は新型ビンに統一され「全国共通キャンペーンなどの展開が可能になる」(市乳事業部)。
コスト面でも将来は設備集約による省人化やメンテナンス費用節減などでメリットが出る見通しだ。
日経産業新聞より
投稿者 trim : 2007年10月30日 14:24