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2007年10月28日
環境教育 全国に発信(さいたま市立春野小学校)
自然やエネルギー問題を学んでいる、さいたま市見沼区の市立春野小学校(野口一夫校長、児童数770人)で26日、環境教育の研究発表会が開かれた。
環境の調べ学習や、食材をむだにしない「エコ・クッキング」などの授業を公開。
地域住民、全国の小学校教員ら約280人が見学に訪れた。
春野小は近くに深作川と遊水池がある恵まれた立地。
市教委の環境教育研究校の指定(2006年度から2カ年)を受け、学習を進めてきた。
26日の発表会では1年生から6年生までが授業を公開。
5年2組ではダイコンの皮や葉っぱも使った調理実習を行った。
三角巾にエプロン、マスク姿の子どもたちが班に分かれ、「野菜早く洗って」「すっごいしょっぱくなっちゃった」などと声を上げながら真剣な表情で料理していた。
出来上がったメニューは「ダイコンの皮のきんぴら」「ダイコン葉のふりかけ」など。
男子児童は「家ではあんまり料理をしないけど、ちょっとした工夫でエコ・クッキングができることが分かった」と話していた。
また6年2組は「エネルギー問題を解決するために今一番大切なことは」をテーマにした、パネルディスカッションを開催。
子どもたちは「省エネ」「リサイクル」などに分かれ、それぞれの取り組みを紹介していた。
同小児童会は「週1回のごみ拾い活動、年3回のクリーン活動に全校で取り組む」「各教室にリサイクル・ボックスを置く」などを定めた環境宣言を採択。
さいたま市環境フォーラム(30日開催)でも活動を報告するなど、情報発信を続けていく。
埼玉新聞より
投稿者 trim : 2007年10月28日 17:17