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2007年10月01日
ガラスびん3Rを推進へ(ガラスびんリサイクル促進協議会)
ガラスびんリサイクル促進協議会は、「3Rのためのガラス容器自主設計ガイドライン」を作成、発表した。
「ガラスびんの3R推進のための自主行動計画」に基づくもので、ボトラー14団体へのアンケート結果を参考に、ガラスびん製造に必要な10項目を確定した。
今後は、ガラスびんメーカーやボトラー団体に対し、このガイドラインによるガラスびん製造の協力を要請していく。
ガイドラインは、ガラスびんの組成、質量、形状、ラベル、キャップおよびシール、装飾、エコロジーボトル、装飾カラーコーティングなどの10項目について定めている。
ガラスの組成は、カレットとして使用したときに未溶解となる硼珪酸ガラスまたは結晶化ガラスではなく、ソーダ石灰ガラスとする。
ガラスの色調は特に限定しない。
質量は、軽量化を視野に入れながら、安全性を担保するうえで必要な質量を確保する。
ラベルには、溶解窯に混入するとガラスびんの強度低下の原因となるアルミ箔ラベルを使用しない。
同様に、溶解窯への装飾の混入を防ぐため、びんに装飾をつける場合は、リサイクル時にびん本体から外しやすいものが望ましい、としている。
カレット使用量を増加させる狙いから、溶解ベースで90%以上のカレットを使用するエコロジーボトルを、その他の色を中心とするカレットを投入する時に90%以上利用する。
樹脂カラーコーティングについては、びんの色分別のため口部にコーティングを施さないことや溶解時に異物を発生させる金属を含まないことなどを挙げている。
循環経済新聞より
投稿者 trim : 2007年10月01日 16:40