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2007年09月12日

【環境省】CO2排出権、国内取引価格1㌧平均1,212円に

環境省は11日、自主参加型国内排出権取引制度で、インターネット上の市場で取引された排出権の平均価格が二酸化炭素1㌧あたり1,212円だったと発表した。

削減目標を有する31社と取引のみに参加する7社の中で、目標より多く削減できた企業がその分を排出権として不足する企業などと売買したデータを集計した。

2006年4月から2007年8月末までに24件の取引があり、売買量の合計は82,624㌧。
このうち環境省がネット上で提供する仲介サービスを経由した取引は13件で、売買量の合計は17,987㌧。
この平均価格が1,212円となった。
最高価格は2,500円、最低価格は900円だった。
残りは相対取引で価格は不明だが、大差はないとみられる。

CO2排出削減実績は、2006年度に31社で377,056㌧。
これは2002~2004年度に参加企業が排出したCO2量の平均値を積み上げた量の29%に相当。
制度開始時点の予想量よりも8%多く減らした。

日経産業新聞より

投稿者 trim : 2007年09月12日 13:28