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2007年08月18日

【青森県むつ市】バイオディーゼル燃料、社協、公用車に採用

青森県むつ市社会福祉協議会(対馬要蔵会長)の公用車1台に、てんぷら油などの廃油から精製したバイオディーゼル燃料(BDF)が採用されることになった。

同市社協によると、県内10市のうち、公用車にBDFが使われるのは八戸市に次いで2番目という。

BDFを提供するのは、2005年1月から精製に取り組んでいた同市の知的障害者授産施設「工房・歩み」(沢谷新一施設長、利用者32人)。
昨年4月に障害者自立支援法が施行され、施設利用者の自己負担が増えたため、同施設では負担を軽減するための収入源になると期待している。

廃油は市内のホテルや学校給食調理場などから集め、月平均2,000㍑を製造する。
BDFは硫化酸化物の排出が極めて少なく、燃費も軽油とほとんど変わらないという。

同市金谷で行われた燃料給油式で宮下順一郎市長は「環境にやさしい燃料であり、他の授産施設に比べ、利用者に支払う授産工賃が低い当地の工賃アップにつながってほしい」と話していた。

毎日新聞より

投稿者 trim : 2007年08月18日 13:53