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2007年08月01日
私たちの「ごみ」は、私たちの地域で(紀南環境整備公社)
田辺市朝日ケ丘、紀南環境整備公社(理事長、真砂充敏・田辺市長)は、「私たちの『ごみ』は、私たちの地域で」と題したリーフレット11万3,000部を作製し、関係11市町村の全戸に配布した。
同公社は、みなべ町、田辺市、串本町、新宮市など紀南11市町村から出る一般廃棄物と産業廃棄物の最終処分場建設計画を進めている。
現在、田辺市3カ所、串本町2カ所の候補地選定までこぎ着けたが、地元住民の強い反対などで停滞している。
リーフレットは現況を知ってもらい、事業への理解を得るのが狙い。
ごみが資源として循環する仕組みと、リサイクルできないものは埋め立てられる流れを分かりやすく解説。
処理工程や最終処分場施設を図解で紹介しており、小学校の環境学習などにも活用する。
11市町村から出る埋め立てごみは年間約1万5,000㌧。
しかし、焼却灰を埋め立てる管理型処分場が稼働しているのは田辺市、白浜町、すさみ町だけで、8市町村は処分場そのものがなかったり、安定型のため県外処理に依存しているのが実情。
稼働中の3施設も2015年までに埋め立て期間が終了する。
毎日新聞より
投稿者 trim : 2007年08月01日 17:22