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2007年07月30日

【半田市】セントレアの環境配慮施設見学

「はんだエコ探検隊」の親子が常滑市の中部国際空港(セントレア)を訪れ、環境に配慮したさまざまな施設を見学した。

地球温暖化など環境問題が注目される中、親子で親しみやすい体験的な環境学習を通して、家庭や地域でのエコライフの推進を図ろうと半田市環境センターが主催。31人の親子が参加した。

セントレアでは、空港会社職員が「海上空港にしたのは、騒音対策から」「太陽光発電や光触媒ガラスを使用」「バスは水素で動く燃料電池車」――など、環境に配慮していることを説明した。
参加した半田市立さくら小4年、山本祐生映(ゆきえ)さん(9)は、「水素で動くバスや、飛行機のエンジンを止め電気を送ることなど、環境を考えていると思った」と驚いた様子だった。
同探検隊は8月9日にも、別の親子が参加して行われる。

毎日新聞より

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2007年07月28日

ビールかす、エタノールに(キリンビール)

キリンビールはビール副産物を使ったバイオエタノールの生産に乗り出す。

年内に実験プラントを建設、2008年秋から麦芽の皮などからエタノールを製造する。
トウモロコシなどから作るエタノールは原料高騰の一因になっているが、材料費ゼロの副産物を使えば商品相場への影響はない。
現在は飼料や土地改良剤にしている副産物を新たな収益源に育てる。

生産設備は取手工場(茨城県取手市)の敷地内に建設する。
生産能力は年間15㌔㍑で、建設費は広さ200平方㍍の建物を含め約3億円。
今秋着工し、年内の稼働を目指す。

日本経済新聞より

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2007年07月27日

「エコ」専門レンタカー店(高栄企業)

法人向けの車両リースなどを手掛ける高栄企業は、横浜市磯子区に“エコカー”専門のレンタカー店を開業した。

ハイブリッド車など環境に配慮した車だけを扱う。
料金は使用量にかかわらず一定額の燃料代を組み込むシステムを導入した。
利用者が返却前に給油する手間を省く。
燃料の減り具合から燃費データを示して、エコドライブを推奨する。

店舗名は「ECOレンタカーKOEI」。
営業所の屋上に設置した8期の風力発電装置で事務所の電気をまかなっている。
環境への配慮を前面に押し出して他店との違いを印象づける。

扱う車種はハイブリッド車ではトヨタの「プリウス」やホンダの「シビックハイブリッド」など。
アイドリングストップ車ではトヨタの「ヴィッツ」を配備する。
料金は燃料代込みでプリウスが1日9,450円など。

同社は「燃費のいい運転を多くのドライバーに考えてほしい」との思いから専用のホームページを開設。
利用者の走行距離と燃費のデータを蓄積し、顧客が自分の使用履歴を確認できるようにした。
エコドライブのコツなどの情報も提供する。

日本経済新聞より

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2007年07月25日

【環境省・経産省】京都議定書、目標達成困難で追加対策

政府の「京都議定書目標達成計画」を見直していた環境省と経済産業省の合同審議会は25日、中間報告素案を公表した。

中小規模や既存の住宅・建築物に対する省エネ措置の強化や、産業界などが自主的に温室効果ガスの排出削減に取り組む「自主行動計画」の対象を拡大するなどの追加対策を盛り込んだ。
焦点の国内排出権取引や環境税の導入は「最終報告までの検討事項」として先送りした。

素案は現状を「対策が十分に進んでおらず、目標達成は極めて厳しい」と分析。
「排出量の伸びが著しいオフィスなど業務部門と、家庭部門の対策は抜本的な強化が必要」と指摘した。

このため、従来は2,000平方㍍以上の新築物件が対象だった住宅・建築物の省エネ規制について、それ以下の規模や既存物件への適用の検討を盛り込んだ。
新しい省エネ評価の手法を開発し、共同住宅の専有部分や、戸建て住宅も評価対象とすることにした。
住宅の断熱性能向上や、金融措置による家庭用省エネ機器の導入促進などが考えられる。

業務部門ではオフィス機器の待機電力削減など省エネ基準を強化したり、税制優遇措置で省エネ設備の導入を支援。
国民にはシャワー時間を1日1分減らしたり、買い物にマイバッグを利用するなど身近な省エネを積み重ねる「1人1日1㌔の二酸化炭素削減」を呼びかける。
この効果がわかるよう製品への排出量表示を進めることを挙げた。

一方、排出量が最大の産業部門の追加削減策は、産業界への自主行動計画の対象業界拡大を要請するなどにとどまった。
学校や病院などの公的部門や日本新聞協会などに削減目標の設定を求めた。

排出権取引は賛否両論を併記。
環境税は「国民、事業者などの理解と協力を得るように努める」として、共に「総合的に検討する課題」とだけ記した。

日本は京都議定書の2008~2012年の第1約束期間に、基準年(1990年)比で6%の温室効果ガスを削減しなければならない。
このため政府は2005年4月、「京都議定書目標達成計画」を閣議決定した。
しかし国内の排出量は2005年度が1990年比7.8%増の約13億6,000万㌧で、近年は同約5~8%増で推移しており、このままでは達成が困難視されている。

毎日新聞より

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2007年07月24日

二酸化炭素削減したら割引販売や利息上乗せ、協賛企業増える

京都議定書に掲げられた温室効果ガス6%の削減目標達成のため、政府が国民に呼びかけた「1人1日1㌔㌘CO2(二酸化炭素)削減キャンペーン」の協賛企業が増えている。

協賛企業の負担でキャンペーン参加者に商品値引きなどの特典を提供する仕組みだ。
環境問題に対する関心が高まる中で、企業イメージの向上につながるPR効果も期待しているようだ。

若林環境相は24日の閣議後の記者会見で同キャンペーンの協賛企業に、新たに西友や日本航空など13社が加わったと発表し、これまでの協賛企業は合計23社となった。

キャンペーンに参加するには、環境省のホームページにあるCO2削減のための「チャレンジ宣言」のメニューから自分が実行したい項目を選ぶ。
項目には「夏の冷房温度の設定を2度高くする 83㌘」、「自動車のアイドリングを5分短くする 63㌘」など具体的なCO2削減量が記載されており、項目をチェックすれば自動的に自分の一日の削減目標を記した「チャレンジ宣言カード」が作成される。
これを印刷して協賛企業に持ち込むと特典が受けられる。

読売新聞より

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2007年07月23日

「ピングー」全国行脚(ネオスペース)

イベント企画などのネオスペースはペンギンのキャラクター「ピングー」を活用し、環境保護の啓発のための展覧会を事業化する。

南極生まれという設定を生かし、温暖化の危機感を伝える。

8月に名古屋で第1回を開き、3年間で全国20カ所での開催を目指す。
国内で包括的な権利を持つソニー・クリエイティブプロダクツと展示化権や雑貨の商品化に関する権利について、今月中をメドに契約する。
期間は8月上旬から3年間となる見通し。

展覧会は「環境が学べるアート展」と題し、粘土造形のクレイアニメや映像などを見せる。
森林保護や温暖化防止、ゴミ処理など広範な環境問題をテーマに据える。
間伐材製の積み木で遊ぶコーナーなどもある。
1回当たりの開催費用は300万~500万円程度。

ピングーはスイス人の故オットマー・グットマン氏の原作で1980年に誕生した。
近年は環境保護のキャラクターとしての知名度も高まっている。

日経産業新聞より

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2007年07月22日

球場エコ全国へ発信(フルキャストスタジアム宮城)

21日にフルキャストスタジアム宮城(仙台市宮城野区)であったプロ野球オールスターゲーム第2戦で、東北楽天ゴールデンイーグルスが主催試合で取り組む「エコプロジェクト」が実践された。

各地の野球ファンに、ごみ分別による環境に配慮したスポーツ観戦の普及を呼び掛けた。
エコプロジェクトは、球場内5カ所にエコステーションを設置し、ボランティアが観客に助言してごみの分別を進める取り組み。
球宴では、公式戦の倍近い約90人のボランティアが参加した。

他球団のファンの多くは、ビニール袋に入ったごみを割りばしやプラスチックなどに分け、きちんと回収容器に入れていたが、中には袋ごとボランティアに預ける姿も。

阪神ファンという大阪市の会社員阿部幸二さん(38)は「甲子園のスタンドは試合後、ごみがそのままで汚い。一人一人が考えなければいけないと感じた」と話した。

球場正面にはエコプロジェクトを紹介する展示ブースを設け、ごみ減量作戦をアピール。
活動を支援する財団法人「みやぎ・環境とくらし・ネットワーク」の小林幸司事務局統括は「球宴をきっかけに、使い捨ての意識が変わってくれれば」と期待していた。

21日にプロ野球オールスターゲームがあったフルスタ宮城では、球宴ならではの多彩なイベントが繰り広げられ、お祭り気分に包まれた。
球場正面の舞台には阪神の「トラッキー」をはじめ、各球団のマスコットが登場。
東北楽天の非公認マスコット「Mr.カラスコ」との軽妙なやりとりが、大勢の観客を楽しませた。

大手スポーツ用品メーカーは、東北楽天の山崎武司内野手らのバットや田中将大投手のグラブの製造工程を実演。
バットを選手の好みに合わせて慎重に削ったりする職人技に、観客は感心していた。
太白区の会社員加藤誠一さん(35)は「普段の試合と違う雰囲気に触れ、バット作りの様子も見られて良かった」と喜んでいた。

河北新報より

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2007年07月21日

環境の自由研究にアドバイス(京エコロジーセンター)

環境をテーマにした自由研究の進め方をアドバイスする「夏休み子ども環境相談会」が21日、京都市伏見区の京エコロジーセンターで開かれ、相談に来た小中学生たちが職員と一緒にテーマや調査方法など考えた。

環境への関心を広げてもらおうと、昨年から開いている。
子どもたちは、家の近くの川の水質や酸性雨、リサイクル、植物と地球温暖化など、それぞれが関心のあるテーマで職員に相談。
野菜を使ったpH指示薬の作り方やレポートのまとめ方などを教えてもらったり、お父さんと一緒に環境図書コーナーで本を探した。

「電気について調べたい」と相談に訪れた子どもは、職員と一緒に屋上に上がって太陽光発電パネルや風車を見学、自然エネルギーの本を読みながら、調べる項目をノートにまとめた。
同センターは8月25日に自由研究の「まとめ方相談会」を開催する。
また、夏休み期間中は随時、環境をテーマにした自由研究の質問に応じる。

京都新聞より

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環境の自由研究にアドバイス(京エコロジーセンター)

環境をテーマにした自由研究の進め方をアドバイスする「夏休み子ども環境相談会」が21日、京都市伏見区の京エコロジーセンターで開かれ、相談に来た小中学生たちが職員と一緒にテーマや調査方法など考えた。

環境への関心を広げてもらおうと、昨年から開いている。
子どもたちは、家の近くの川の水質や酸性雨、リサイクル、植物と地球温暖化など、それぞれが関心のあるテーマで職員に相談。
野菜を使ったpH指示薬の作り方やレポートのまとめ方などを教えてもらったり、お父さんと一緒に環境図書コーナーで本を探した。

「電気について調べたい」と相談に訪れた子どもは、職員と一緒に屋上に上がって太陽光発電パネルや風車を見学、自然エネルギーの本を読みながら、調べる項目をノートにまとめた。
同センターは8月25日に自由研究の「まとめ方相談会」を開催する。
また、夏休み期間中は随時、環境をテーマにした自由研究の質問に応じる。

京都新聞より

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2007年07月20日

【長岡京市】屋上緑化はサツマイモで

サツマイモで屋上緑化を――。
長岡京市役所の屋上で、プランターを使ったイモ作りが進んでいる。

やせた土壌でも育てやすいうえに成長すると葉が大きく広がることから、地球温暖化防止効果が高いとみた市職員が、こつこつと育てている。

水平に約1㍍伸びるサツモイモのつるや葉を利用して、上から降り注ぐ日差しを遮り、市役所建物の温度上昇の抑制につなげる狙いだ。

5月中旬、環境政策推進課職員がプランター75個に苗を植え、市役所北棟の屋上に置いた。
同じ目的で、近くの神足保育所と市役所分庁舎ではゴーヤーも栽培している。

屋上でのサツマイモ栽培は初めての試みだけに、これまでにしおれた苗や成長の遅い株も出たが、農業に詳しいほかの課の職員が「根が蒸れやすいのでは」「肥料をやった方が葉が伸びる」などと助言。
雨にも恵まれ、成長の早い株は長さ50㌢ほどに伸びてプランターを覆い始めた。

つるが十分に伸びれば、庁内や葉の表面、葉陰などの温度を測定して効果を検証し、今後に生かす予定。
ただ、プランターが浅いため秋にイモを収穫できる可能性は低いという。
世話をする同課職員は「イモができたらラッキーですが、まずは葉を成長させることに力を注ぎたい」と話している。

京都新聞より

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2007年07月19日

エコバッグに長蛇の列 フェンス張り混乱防止(岩田屋)

福岡市・天神の岩田屋本店前に18日朝、長蛇の列ができた。

並んだ人たちのお目当ては、英国のブランドがレジ袋使用量の削減のため、買い物に持参してもらおうと手掛けた「エコバッグ」。
先着475人の限定販売で、購入できた全員が前日から並んだ「徹夜組」だったという。

このエコバッグは「I’m NOT A Plastic Bag」(私はレジ袋じゃない)という文字入りの布製で、1個2,100円。
環境団体の呼び掛けに応じたブランドが、今年3月に英国内で販売を始めた。
多くの著名人が使用していることもあり「安く手に入るセレブアイテム(有名人愛用品)」として注目され、香港や台湾、東京での発売日には、買い求める客が殺到、警察が出動する騒ぎとなった。

岩田屋本店前では17日朝に列ができはじめ、同日午後10時前に定員に到達。
同店はロープやフェンスを張り割り込みによるトラブルを防止するなど対応に追われた。

エコバッグを買うことができた福岡市南区の会社員吉田のりこさん(50)は「やっぱり買い物にはもったいない」と、ふだんはバッグを使うつもりはないという。

西日本新聞より

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2007年07月18日

メダカ、商店街にホームステイ(アオイ通り3丁目商店街)

京都府福知山市内の商店街の店先に、由良川のメダカを置く店が増えている。

アオイ通り3丁目商店街「夕姫まつり」に合わせて、買い物をした市民に飼育セットをプレゼントする企画の一環。
生活の中から由良川の環境を考えてもらおうとの初めての試みで、参加者が増えてメダカが足りなくなるほどの人気。
メダカのネットワークが、商店街を超えて広がっている。

企画したのは、同商店街の女性グループ「レモングラス」(池田佳代子代表)。
メダカには店に一時滞在してもらうことから、「メダカのホームステイin商店街」と名付けた。
まつり当日の28日、メダカのいる店で7月20日から28日までの間のレシート合計3,000円以上で、5匹ほどのメダカを飼育するセットを贈る。

池田さんらは、山間部の同市長尾の池「メダカの学校」で由良川のメダカを育てるまちづくりグループから数100匹を譲り受け、ホームステイ先を募集。
府と市の助成も受け、今月から一口3,000円で、メダカと鉢と赤玉土、水草の飼育セットを協力店舗に配布。
現在、同商店街のほか、福知山駅南や温泉施設、綾部市内まで32店舗に輪が広がった。

協賛店では店先に鉢を置いており、悠々と泳ぐメダカに買い物客も興味を寄せ、反応は上々。
好評のためメダカが足らず、メダカも募集しているという。
池田さんは「由良川には珍しいメダカもいると聞いた。身近なのに実は知らないことも多い。故郷・由良川やその環境を知るきっかけにしてほしい」と話している。
秋には、メダカの勉強会や越冬講習会なども開く計画だ。

京都新聞より

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2007年07月17日

【東京都】ごみ処分場「海の森」に48万本植樹

東京湾に浮かぶごみ埋め立て処分場(東京都江東区)を、募金やボランティアの力で緑の島「海の森」に整備しようと、石原慎太郎都知事や宇宙飛行士の毛利衛さんらが出席して17日、記念式典を行い、小学生たちと植樹をした。

都の計画では、埋め立て地の敷地約88㌶に、シイやマツなど約48万本の苗木を植え、森に育てる。
うち半数の24万本は、1本1,000円で都民や企業の募金でまかない、残りは小学生らが育てたドングリの苗木などを植えるという。

式典には建築家安藤忠雄さんや登山家野口健さんらも出席。
安藤さんは「ごみの山を美しい緑にするのは世界に類がない。
世界中が二酸化炭素とごみと産業廃棄物に困っており、解決のためのスタートだ」とあいさつ。
毛利さんは「10年後には宇宙からこの森が見えると思う。人類生き残りのシンボルの場にする気概を持ってやってほしい」と話した。

産経新聞

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野外フェス7時間超熱唱(Mr. Children)

Mr. Children桜井和寿(37)と音楽プロデューサー小林武史(48)が設立した環境保護組織「ap bank」主催の野外フェスティバル「ap bank fes’07」が16日、静岡県掛川市の多目的施設「つま恋」で行われた。

本来は3日間公演の最終日の予定だったが、台風4号の接近で14、15日のライブが中止。
2日間の消化不良を晴らすように、ミスチルやコブクロら16組が競演し、3日分の音楽を通して環境改善を訴えた。

あいにくの曇り空でもうれしかった。
公演期間中で初めて雨が上がったステージに登場した桜井は「サンキュー。晴天じゃないけれど、台風は行ったよ。今日は初日で最終日。最高の1日にしよう」と満面の笑みで呼び掛けた。
そして、今公演のために制作した楽曲「よくきたね」を披露。
「危うくお蔵入りするところだった…」と苦笑いしながら「よくきたね 大変だったろう」と歌い、客席に頭を下げた。

3回目の開催となる今年はミスチル、コブクロや絢香、シークレットゲストの氷室京介ら16組が競演した。桜井は企画バンド「Bank Band」の一員としても、7時間を超すステージに出ずっぱり。
出演者の歌唱パートの一部を桜井が担当し、ハーモニーを奏でる、通常ではあり得ないライブで盛り上げた。

台風4号の影響で2005年の開催以来初めて、公演中止となった。
一時は全面中止も覚悟したが、天候は回復した。
会場設営のやり直しも含めた準備を進め、最終日の開催にこぎ着けた。
1、2日目に登場予定だったレミオロメンの藤巻亮太ら4組が最終日にスライド出演するサプライズが実現した。

「ap bank」は自然エネルギーや農業分野に融資することで環境改善を目指してきた。
小林や桜井、坂本龍一らを中心にした融資額は2006年12月末現在で1億4,831万円となっている。ライブの収益金の一部を同組織を通じて融資する計画だったが、2日間の中止で支障が出る状況になった。

17日から1枚9,000円のチケット払い戻しが始まる。
各日2万7,000枚が売れており、払戻額は4億8,600万円になる。
中止になった場合の興行保険にも加入しているが、大幅な収入減は避けられない。
それでも、最終日の開催を喜ぶ小林は「14、15日が中止で来られなかった方には、いつか借りを返させていただきたい」と来年以降の開催を示唆した。

理想を訴える大規模なイベントは時に、リスクを背負う。
それでも、叫び続けることが桜井ら参加メンバーの地球に対するやさしさだった。

日刊スポーツより

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2007年07月16日

【秋田県】3R事業募集 来月8日まで

秋田県では、産業廃棄物税を財源として3Rを推進する「環境と調和した産業づくり支援事業補助金」の追加募集を行っている。

受付期間は8月8日まで。

事業はすべて今年度中に行われるものが対象となる。
募集項目は以下の通り。

▽施設整備支援=県内および県内に進出する事業者が産廃の再使用や再利用、熱回収施設を設置する場合、上限2,000万円(下限200万円)で補助率3分の1

▽研究開発支援=同様の試験研究を行う県内事業者に対して、上限1,000万円(下限100万円)補助率2分の1

▽リサイクル製品販売支援=環境展などのイベントに出展する事業者に対して、上限100万円(下限10万円)、補助率2分の1

▽リサイクル製品販促調査費=現在、製造または製造予定のリサイクル品の販促や宣伝活動を行う県内事業者に対して、上限500万円(下限50万円)補助率2分の1

▽排出抑制・リサイクル調査支援=産廃の再資源化、排出抑制のため専門機関に調査を依頼する県内事業者に対して、上限200万円(下限20万円)補助率2分の1

循環経済新聞より

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2007年07月15日

【三重県四日市市】地域環境リーダー養成講座

環境活動の人材を育成する四日市市の「地域環境リーダー養成講座」(7月~2008年1月)が14日、同市の市環境学習センターで始まった。

14年目になる同講座は、四日市の環境問題を考える基礎として必ず「四日市公害」を盛り込んでおり、この日は受講生17人が学んだ。

市民団体「四日市再生・公害市民塾」の会員2人が、四日市公害の経緯や、土壌埋め戻し材「フェロシルト」の不法投棄問題を説明。「公害は終わっていない」と力説した。
講師の一人、伊藤三男さん(61)は、ホタルとコンビナートの夜景を合わせたポスター作成や、職員の名刺に「過去には公害問題もありましたが――」と記す市の“イメージチェンジ大作戦”を取り上げ「公害の印象をぬぐうなら、フェロシルトや大矢知の産廃不法投棄で企業に厳しい姿勢を示すべきだった」と批判した。

受講した同市の女性会社員(50)は「こういう講座もしているのに、市の姿勢に矛盾を感じる」と話した。

毎日新聞より

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2007年07月14日

講師は知事、市長 観光や地球環境語る(JTB)

地元の話は地元代表にまかせて――。
シニア層を対象にした大手旅行会社の夏のツアーに、知事や地元市長による講演を組み込んだ商品が相次いで登場している。

宮崎県の東国原英夫知事や滋賀県の嘉田由紀子知事らが、観光や地球環境など得意分野で熱弁をふるうなど、トップセールスで観光客誘致を図る。

各社は、シニア層の旅行者が向学心旺盛である点に注目し、夏休み中の地方大学を利用した郷土史の学習プランなどに力を入れている。
講師役は一般的に学長ら大学関係者、地元有識者だが、最近は知事や市長らが目玉として登場する。

JTBのツアーでは、宮崎大学で東国原知事が「宮崎を、日本をどげんかせんといかん」と題し、県産品のPRなどを披露する。
同県観光・リゾート課は「神話、伝説、食、焼酎などの幅広いテーマを取り上げており、知事の情報発信能力に期待している」と語る。

岩手大学のコースでは達増拓也知事が「岩手の文化、岩手の心」と題した特別講義を行う。
信州大学では、菅谷昭・松本市長ら地元3市町長も登壇する予定だ。

近畿日本ツーリストの滋賀大学のコースでは、嘉田知事が、「もったいない運動」にからめた地球環境講座を行う。
同県広報課は「知事が直接話すことで、環境施策のPR効果も高まる」と話す。

山口県萩市のツアーでは、プログラムの「塾頭」を務める野村興児・萩市長が萩の歴史を語る予定だ。

旅行会社は、「知事や市長は地域全体について話ができるため、講師役に最適。観光誘致の意気込みも伝わるので、リピーターが増えるのではないか」(JTB)と期待を寄せている。

毎日新聞より

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2007年07月13日

球宴支えるエコ活動(フルキャストスタジアム宮城)

環境にやさしいスポーツ観戦スタイルが、仙台から全国に発信される。

プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地・フルキャストスタジアム宮城(仙台市宮城野区)で21日に行われるオールスター第2戦で、東北楽天が主催試合時に取り組んでいる「エコプロジェクト」が実践される。
ごみ分別を観客に啓発する試みで、各地から訪れるファンに環境対策の大切さをアピールする。

ごみ減量を目指すエコプロジェクトは、参入1年目の2005年に始まった。
今季はバックネット裏、外野スタンド脇など球場内5カ所に、可燃ごみ、紙ごみ、プラスチック類、割りばし、紙コップを仕分けして回収するエコステーションを設置している。

球宴では普段の試合日と同様、各ステーションにボランティアのスタッフ計100人程度が常駐し、ごみを持ち込む観客に分別を呼び掛ける。
活動の様子は試合を中継するテレビで全国に紹介される。

オールスターは日本野球機構(NPB)の主催。
環境活動の実施は、1月の全国球場会議でフルスタ宮城の取り組みを知ったNPBが、東北楽天側に持ち掛けた。

当初から活動にアドバイスしている財団法人「みやぎ・環境とくらし・ネットワーク」(MELON)の小林幸司事務局統括は「各球団の関係者や大勢のファンに、他の球場とはちょっと違うと気付いてもらうことは、普及に向けた大きな一歩になる」と期待する。

MELONと球団のボランティア事務局は当日、球場に特設ブースを用意。
東北楽天のほか、サッカー・Jリーグ2部(J2)のベガルタ仙台、プロバスケットボールbjリーグの仙台89ERSの試合会場でも実践している「仙台方式」のごみ分別と、その効用をパネルや再生品の展示で観客にPRする計画だ。

楽天野球団の堀江隆治球場長は「プロ野球の環境問題への対応はこれまで、サッカーに比べて遅れていた。フルスタ宮城から球界の環境対策を広めたい」と話している。

河北新報より

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2007年07月12日

全日本緑化コンクール特選(伊豆味小中学校)

沖縄県本部町立伊豆味小中学校(知念達子校長)の生徒らは11日午前、沖縄県庁に護得久友子県農林水産部長を訪ね、2006年度全日本学校関係緑化コンクール(国土緑化推進機構主催)の学校環境緑化の部(中学校)で1位の特選(文部科学大臣賞)を受賞したことを報告した。

全日本学校関係緑化コンクールは、国土緑化に努めた全国の学校を表彰する。
沖縄県内の入賞は2004年度に準特選に選ばれた県立読谷高校以来2年ぶりで、小中学校の特選受賞は初めて。

引き続き2007年度用国土緑化運動・育樹運動ポスター原画コンクールの表彰伝達式があり、入選(国土緑化推進機構理事長賞)した県立大平養護学校3年(応募時)の高良紋佳さんに護得久部長が賞状を手渡した。

琉球新報より

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2007年07月11日

ウルトラ警備隊、隊員募集(情報労連)

ウルトラ警備隊募集――。
NTTやKDDIなど通信産業の労組で作る情報労連(森嶋正治委員長、22万5,000人)が、組合員にこんな呼びかけを始めている。

ウルトラマンシリーズの制作で知られるテレビ映画制作会社「円谷プロ」とタッグを組み、環境保全など社会貢献活動に取り組む。
「地球を守る」を合言葉に隊員はすでに2万人を超えたという。

ウルトラ警備隊プロジェクトは、昨年ウルトラマン制作から40年を迎えた円谷プロが、初代制作者から受け継がれた「地球を守る」という番組のメッセージを形にしたいと考えていたことと、労組による社会貢献活動の活性化を模索していた情報労連の思いが一致して始まった。
これまでテレビの中だけだったウルトラ警備隊を実体化させるアイデアが浮かんだ。

具体的には、ウルトラ警備隊のホームページ(HP)を立ち上げ、隊員登録を受け付ける。
登録した人は、エコバッグを受け取りレジ袋削減の取り組みに参加する。
その他にも、情報労連の総支部や単組が取り組んでいる中国の砂漠地区での植林やインドネシアでの井戸掘り活動などの取り組みを同隊の活動として警備隊のHPで紹介する。

隊員募集の呼びかけに組合員の反響は大きく、「ウルトラ警備隊に入るのが長年の夢だった」「隊員になったと言ったら子供が尊敬の目で見てくれた」など好評。
今後、環境問題などを切り口に、組合員以外の市民も参加できるイベントや運動を検討し、組合員以外の隊員登録も行い、大きな運動にしていく方針だ。

6月7日に開かれた情報労連の定期大会で、円谷プロの円谷一夫会長は「この星は環境、貧困、飢餓などあまりに多くの問題を抱えている。情報労連の協力でウルトラ警備隊が組織され、小さなことからでも具体的なアクションを起こすことができれば地球環境は少しずつ良くなると信じている」と期待を述べた。

情報労連は「隊員としての自覚が、電気をこまめに消すなど小さな活動にも良い影響を与える。今後、多くの市民に働きかけるような運動にしたい」としている。

毎日新聞より

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2007年07月09日

倖田來未、大塚愛が「エコ」をアピール 世界20億人が視聴

「地球温暖化防止」をテーマとした世界的なイベント「ライブ・アース」が7日、世界8カ国で開かれた。

日本では、幕張メッセ(千葉県千葉市)と京都・東寺で、倖田來未さん(24)や大塚愛さん(24)、再結成した「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)らトップアーティスト参加した。

メーンの幕張会場では、倖田さんら11組が参加。
大塚さんは新曲「PEACH」やヒット曲「さくらんぼ」を熱唱。「資源を無駄にしないように、歌詞を書くときは広告の裏の白い部分を使っています」と自らの心遣いを紹介した。
倖田さんは、黒のホットパンツ姿で、迫力あるダンスを披露。「エコはダイエットと同じ。すぐに結果を求めようと断食しても続かない。昔はのどのためにシャワーを出しっぱなしにしてたけど……」と反省しながら、「冷房の温度を1度上げたり、身近でできるちっちゃなことが大きな力になるはず」と訴えた。

また、オープニングでは、呼び掛け人の一人、アル・ゴア前米副大統領が3次元映像で登場、「地球は危機にひんしている。今救わなければいけない」と呼びかけた。
米の人気バンド「リンキン・パーク」や、絢香さん、Coccoさん、AIさんらが、1万2,000人のファンの前でステージを盛り上げた。

ライブ・アースは2005年、アフリカ貧困撲滅支援コンサート「ライブ8」でエミー賞を受賞したケビン・ウォールさんと、ゴア前米副大統領らの呼び掛けで、日米英など8カ国で開催。
ハリウッド女優のキャメロン・ディアスさん(34)やマドンナさん(48)ら100組以上のアーティストが参加、計100万人が会場に集まり、インターネットやテレビなどを通じて20億人が視聴したという。
収益は、環境保護団体に寄付される。

毎日新聞より

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2007年07月08日

温暖化防止への協力訴え(ライブ・アース)

人気歌手らが出演し地球温暖化防止を訴えるコンサート「ライブ・アース」が7日、米ニューヨーク近郊のアメリカンフットボール競技場でも行われ、提唱者のゴア前米副大統領が登場した。

ポロシャツとジーンズ姿で観衆の前に現れたゴア氏は「私は誓う」と述べて、生活の中で省エネを心掛けることや森林資源保護への協力、温暖化ガス排出抑制の世界的な枠組みに参加するよう政府に働き掛けることなどを約束。「環境を守るために私とともに誓ってください」と訴えた。

コンサートには人気ロックグループのボン・ジョヴィや今年再結成したポリスなどが出演。
レオナルド・ディカプリオ氏やケビン・ベーコン氏ら人気俳優も、地球温暖化防止のために行動を起こすよう呼び掛けた。

主催者は、会場のジャイアンツスタジアム(ニュージャージー州)に約5万人が詰め掛け、世界8カ国で行われたコンサートの観客は、インターネットやテレビの視聴者などを含めると20億人に達する見通しとしている。
ワシントン市内の博物館でもカントリー歌手らが出演する小規模なコンサートが開催された。

日経エコロミーより

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2007年07月05日

世界陸上 自然エネルギーで放送(TBS)

TBSは8月25日から開かれる世界陸上選手権大阪大会の放送用電力を全量、風力発電などによる自然エネルギーでまかなう。

番組用電力をすべて自然エネルギーで調達するのは国内の地上波放送局で初めてという。

環境問題に敏感な視聴者の増加に対応。
広告スポンサーに環境意識が高い企業を獲得する狙いもありそうだ。

自然エネルギーによる割高な発電コストと通常の発電コストとの差額を負担することで自然エネルギーの電力を使ったと見なされる「グリーン電力証書」の仕組みを活用する。
東京電力子会社の日本自然エネルギーから証書の発行を受ける。

TBSは国内向け放送のほか、世界中のテレビ各局にも映像を配信する。
TBSや系列各局の使用電力だけでなく、競技場で使用する電力なども含め合計50万㌔㍗時分すべてを証書の利用対象とする。

TBSグループが日本自然エネルギーと結んだ契約量は年間300万㌔㍗時。
同大会だけでなく、環境関連の番組なども利用対象にする方針だ。

日本経済新聞より

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2007年07月04日

【京都府木津川市】「フェロシルト」の搬出終了、土壌を分析中

京都府木津川市は4日、同市加茂町のゴルフ場に埋設され、環境基準値を超える有害物質を検出した土壌埋め戻し材「フェロシルト」の撤去について、製造元の化学メーカー「石原産業」(大阪市)による搬出作業が6月28日でいったん終了し、現在は撤去現場の土壌分析が行われていることを明らかにした。

分析結果は7月中に判明する予定で、問題がなければフェロシルト撤去は昨年6月の開始から約1年でようやく終了となる。

現時点で搬出した量は、フェロシルト約5万6,000㌧と周辺土壌を合わせて8万7,360㌧。
府から廃棄物処理法に基づく撤去命令を受けた同社は当初、ボーリング調査などから撤去対象を7万500㌧と見込んでいたが、予想以上に深い場所の土壌を運び出す必要が生じて量が膨らんだ。

土壌分析は、石原産業が撤去後の現場で約110カ所の土をサンプル採取して、六価クロムなどの有害物質が基準値以下かどうか確認している。
同社は以前にフェロシルトの分析結果を虚偽報告しており、府も一部で同じサンプルを分析する。

また田中達男市長公室長は、懸案の清掃センター建設に向けたプロジェクトチーム結成について、人数は10人以内で人事発令は7月中旬ごろになるとの見通しを示した。

京都新聞より

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2007年07月03日

落語で環境問題 身近に(三遊亭京楽さん)

落語で環境問題を身近に感じよう――。

落語家の三遊亭京楽さんが6月30日、赤坂区民センターで「環境落語」を披露した。
有志でつくる実行委員会などが主催する「チャリティー寄席」に出演した。
京楽さんは環境問題のほか、防災や福祉をテーマにした落語にも取り組んでいる。

演目は「ヒマラヤの北斗七星」。
日本からネパールにやってきた少女が美しい山々や星空を体験し、日本ではわからなかった自然のすばらしさに気づくというはなし。
歌や照明のほか、スクリーンに映像も映し出すなどミュージカル風に仕立てた。

終演後、京楽さんは「子供にもわかりやすく、親しみやすいと評判。多くの人に自然の大切さを落語を通して伝えていきたい」と話す。
環境意識の高まりを受けて客足は伸びており、教育機関や企業の環境教育の講師を務めることも多いという。

日経産業新聞より

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2007年07月02日

エコ商品連動の外貨定期預金(東京スター銀行)

東京スター銀行は、とうもろこしなど将来有望な4つのエコ関連商品の指数に連動する外貨定期預金「エコのチカラ」(上限金利付コモデティ連動型外貨定期預金(仕組み預金))の販売を開始した。

指数の対象となる4商品はとうもろこしと砂糖、ニッケル、アルミニウム。

とうもろこしは石油の代替エネルギーであるバイオエタノールの原料として、砂糖はその原料であるサトウキビがバイオエタノールの原料となることに注目して採用した。
ニッケルは燃料電池に使用される他、ハイブリッドカーのバッテリー原料として利用される。
アルミニウムは自動車ボディーなどに利用されることで、車体が軽量化し燃費が向上することに注目した。

同行では、今回の預金商品は、最低金利を確保しながら、指数の実績によっては最高で年利10%(税引き前)というリターンが期待できる商品の提供を可能とするものとしている。

企業としての社会的責任(CSR)を果たし、環境問題の解決に貢献する観点から、同預金残高の0.1%に相当する額を年に1回、㈳日本環境教育フォーラムに寄付する。

循環経済新聞より

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2007年07月01日

【横浜市青葉区】「エコ先生」育成講座始まる

環境問題を理解し、地域住民に伝えていく役割を担う「エコ先生」を育てようという取り組みが横浜市青葉区で30日、始まった。

横浜市市資源循環局青葉事務所と、リサイクルなどの重要性を啓発している市資源リサイクル事業協同組合が連携。
市が委嘱している同区の環境事業推進委員を対象に、11月まで全6回の講座を開く。

山内地区センター(同区あざみ野二丁目)で同日、開かれた初回講座には同委員28人が出席。
同組合企画室の戸川孝則室長が、紙類や薬品の空き瓶、ハンガーなどを例に市内の家庭ごみの分別システムを説明し、リサイクルの意義を伝えた。
また、「G30の取り組みでごみの排出量は減っているが、分別が機能せずに資源再生できるものを焼却処分しているケースも少なくない」などと、ごみの発生抑制や徹底した分別の重要性を呼び掛けた。

今後の講座では、リサイクル施設の見学会や関係法令の学習などを行い、地域で環境問題を分かりやすく楽しく伝えるエコ先生の誕生を目指す。
参加した同区すすき野の山﨑宏志さん(64)は「学んだ成果を地域に”還元”できるよう頑張りたい」と話していた。

神奈川新聞より

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