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2007年06月04日

【熊本県】記憶をとどめ未来に発信を 水俣湾埋立地の整備事業

有機水銀のヘドロや汚染魚などを封じ込めた水俣市の水俣湾埋立地を、17年にわたって整備してきた「県営水俣広域公園・エコパーク水俣」事業がすべて完了し、開園式が3日、同公園で開かれた。

潮谷義子知事や宮本勝彬市長ら関係者150人が出席。
潮谷知事は「水俣病の記憶をとどめ、二度と過ちを起こさないために、ここから未来に向けて情報発信しましょう」と呼び掛けた。

エコパーク水俣事業は、同県が1990年に着工。
埋立地58.2㌶のうち41.4㌶を約88億円をかけて整備。
水俣病犠牲者慰霊式が行われる親水緑地のほか竹林園やソフトボール場、テニスコート、陸上競技場などを設けた。周囲には市立水俣病資料館や県環境センターもある。

西日本新聞より

投稿者 trim : 2007年06月04日 11:57