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2007年06月05日
環境・循環型社会白書、技術開発と省エネ製品購入を強調
政府は5日の閣議で、2007年版の環境・循環型社会白書を了承した。
地球温暖化防止対策で二酸化炭素など温室効果ガスの排出削減のため、技術開発の重要性を強調した。
さらに「人々に広く使われて初めて排出削減効果を発揮する」として、省エネ製品の購入を訴えた。
白書では、築10年の一戸建てに住む夫婦と子供2人の典型的な家庭を例に、既存の製品を省エネ性能の高い製品に買い替えた場合の二酸化炭素削減効果を試算した。
エアコン、冷蔵庫、照明器具、ガステーブル、テレビ、洗濯機、衣類乾燥機、温水暖房便座、給湯器などを買い替え、窓ガラスを断熱性能の高い複層ガラスに取り換えると、1年間で、二酸化炭素排出は約4割(約2㌧)減少し、光熱費は約15万円節約できるとした。
このため「既に実用化された省エネ技術や製品を、社会の隅々に行き渡らせることの二酸化炭素削減効果は大きい」と結論付けた。
また資源を有効活用する循環型社会の構築のため、ごみの減量、商品の再使用、再利用の「3R」でも技術開発が重要だとした上で、「もったいない」という日本の文化にふさわしい形で技術を生かし、ライフスタイルを見直すことが大切だと述べた。
毎日新聞より
投稿者 trim : 2007年06月05日 11:45