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2007年05月19日

レイチェル・カーソンのパネル展(レイチェル・カーソン日本協会)

化学物質による環境汚染を警告した著書「沈黙の春」で知られる海洋生物学者レイチェル・カーソン(1907-64)の生誕100周年を記念したパネル展と日替わりの講演会が19日、京都市左京区田中関田町の思文閣会館で始まった。

レイチェル・カーソン日本協会が主催した。

パネル展では、1962年に出版された「沈黙の春」から抜粋し、「20世紀というわずかのあいだに、人間という一族が、おそるべき力を手に入れて、自然を変えようとしている」などの一節を紹介している。

また「自然を大切にするために、身のまわりのことから始めていこうと思います」など、子どもから大人まで537人が環境保全への思いをつづった「レイチェルへのお手紙」の一部約40点を展示している。

この日の講演会では、NPO法人(特定非営利活動法人)「コンシューマーズ京都」事務局長のあざみ祥子さんがカーソンの生涯を解説し、訪れた約20人が聞き入っていた。26日まで。

京都新聞より

投稿者 trim : 2007年05月19日 20:29