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2007年04月13日
石原産業、元取締役を提訴 フェロシルト事件に絡み
化学メーカー石原産業(大阪市)は13日、土壌埋め戻し材フェロシルトの不法投棄事件に絡み、佐藤驍(たけし)元取締役(69)を相手どって、10億円の損害賠償請求訴訟を大阪地裁に起こした。
株主から提訴するよう請求があったという。
同社によると、佐藤元取締役は、フェロシルトが有害物を含む産業廃棄物と知りながら、その事実を隠して販売、処理し、同社に撤去・回収の費用負担を負わせたという。
10億円は、取締役在任期間中に不法投棄した約25,000㌧分の撤去費用の見積額と説明している。
佐藤元取締役は、同社四日市工場の元副工場長で、フェロシルトの開発から製造、投棄までの責任者だった。
三重県亀山市内などにフェロシルトを投棄したとして、2006年11月に三重など4府県警の合同捜査本部が廃棄物処理法違反(不法投棄)で逮捕、現在津地裁で公判中。
法人としての石原産業も同じ罪で起訴されているが、佐藤元取締役の独断だったと主張している。
朝日新聞より
投稿者 trim : 2007年04月13日 17:34