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2007年04月05日
エコ投資原則、署名160機関に
国連環境計画(UNEP)の責任投資原則(PRI)に署名した年金基金や金融機関はすでに世界で160を超えた。
欧州では環境配慮型企業の株式で運用するエコファンドに流入した資金が昨年、前年比でほぼ5倍に拡大。
環境投資を促す国際的な枠組みが定着するにつれて流れ込むマネーも増えている。
PRIは株式投資の意思決定の過程に「環境」「社会」「企業統治」といった要素を組み込み、投資先に対してもこれらについて情報開示させるよう機関投資家などに求めている。
2006年4月に本格スタート。
当時のアナン国連事務総長は「あなた方の判断一つで世界が変わる」と採用を呼びかけた。
日本ではキッコーマン年金基金、三井アセット信託銀行など9機関が参加した。
3月に署名した太陽生命保険は社内の資産運用規定を修正、環境などに配慮しない企業への投資は控える。
「今後は投資行動に確実に反映させなければ社会から評価されず、業績に響くことになる」(広報室)としている。
日本経済新聞より
投稿者 trim : 2007年04月05日 11:02