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2007年03月16日

アースカラーで環境PR(ホンダ)

2月26日、ロンドンにある自然史博物館で1台のF1マシンが報道陣に披露された。

それはF1の常識を打ち破る画期的なカラーリング(塗装)だった。
ホンダが送り出した新型車RA107は、環境問題に取り組むことのメッセージとして、地球をイメージしたアースカラーに身を包んでいた。

F1マシンは広告塔だ。
世界中で毎レース6億人以上がテレビ観戦するといわれる。
スポンサー企業にとって、広告効果が望める特等席だが、そんな場を「環境」を訴えるものとして使った。

ホンダF1チームのニック・フライ最高経営責任者は「五輪やW杯に匹敵するF1というイベントで多くの人に環境問題を伝えたかった」と、その意図を語った。

レースでは、昨年8月、ハンガリーGPでホンダのジェンソン・バトン(英)がF1初優勝を飾った。
ホンダ勢の優勝は1992年オーストラリアGP以来14年ぶり。
ホンダ単独チームとしては1967年イタリアGP以来、39年ぶりの栄冠となった。

今季は一から新車を作ったため調整段階。
バトンも「序盤は表彰台などは忘れて改善に専念する」としながら「終盤には上位に食い込む力は備えている」とマシンの潜在能力に期待する。

朝日新聞より

投稿者 trim : 2007年03月16日 12:15