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2007年03月27日

環境格付け再挑戦で取得(日本フィルム)

自治体指定ゴミ袋の製造を手掛ける日本フィルム(大分市)は日本政策投資銀行の「環境格付け」を二度目の挑戦で取得、このほど格付けに基づいた融資を取り付けた。

政投銀によると再挑戦で認定に至ったのは全国で初めてという。
融資額は明らかにしていないが、同社はゴミ袋の包装を簡素化できる生産ラインの構築に充てるとしている。

政投銀は2004年度から「環境配慮型経営促進事業」といて、環境格付けに基づいて金利を優遇する融資制度を設けている。
日本フィルムは2005年1月に格付けを申請したが、当時は環境経営体制の構築が不十分として認定を得られなかった。

同社は2年間で環境管理責任者や委員会を設置するなど責任体制を明確化。
温暖化ガスの排出量把握と削減計画を作成したほか、廃棄物最終処分量をほぼゼロにした。

政投銀は「問題点を改善して再挑戦する姿勢は環境経営を普及促進するという同制度の目的に合致する」(九州支店)としており、同様の取り組みを進める企業にも積極的に格付け取得を呼びかけている。

日経産業新聞より

投稿者 trim : 2007年03月27日 12:02