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2007年03月13日

廃ガラスを再資源化 リサイクル工場新設(北秋容器)

北秋容器(本社大館市、都岩男社長、資本金1,000万円)は大館市道目木(どうめき)にガラスリサイクル工場を新設した。

埋め立て処理されることが多かった廃ガラス瓶を原料にして、軽石に似た多孔質資材を製造する。
土木工事や農業、園芸など多方面で活用できるという。

新工場に導入した廃ガラス再資源化プラントは、ガラス瓶を1辺6㍉以下に破砕した後、さらに35ミクロンの微粉末まで粉砕して発泡剤と混合。
焼成炉に入れ800度の高温で30分間焼いた後、小石のように大きさと形を整えて製品とする。
発泡剤や焼成条件の調整で製品の吸水率や比重を変えることができる。

プラントは沖縄県のメーカーが開発し、既に国内7社が導入済み。東北では初。
製品はいずれも「スーパーソル」の名称で土壌改良剤や路盤材、水質浄化剤、植木鉢の底石などとして販売されている。ガラスはもともと自然素材だけに環境汚染の心配もない。

秋田魁新報より

投稿者 trim : 2007年03月13日 11:46