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2007年03月23日

「環境保護とコスト削減のためスクリーンセーバーは外そう」(Microsoft)

「パソコンを使用していなくても電源を入れたままにしておくと、白熱灯1個を付けっぱなしにするのと同じ電力量を消費する」。

米Microsoftは米国時間3月21日、アイドル状態のパソコンの電力消費について、英PC Pro Labsの調査結果を引用するかたちで報告した。

PC Pro Labsの調査によると、100ワットの白熱灯1個を付けっぱなしにした場合の電力費は1年で80㌦を超え、そのエネルギーを生成するために約612㌔㌘の二酸化炭素が排出される。
米Microsoft、Windows KernelチームのディレクタであるDean DeWhitt氏は、「使用していないときでもパソコンの電源を入れたままにしておくと、ほぼ同じくらいの電力を消費する」と述べる。

「電灯を1年間付けっぱなしにする人はほとんどいないが、多くの人々が、アイドル状態よりも電力をさらに消費するスクリーンセーバーを動作させている。多数の大企業では、セキュリティ・パッチやアップデートをダウンロードできるよう、常にパソコンをそのような状態にしている」(同氏)。

また、PC Pro Labsが「Sleep」モードを搭載した「Windows Vista」の電力消費について「Windows XP」と比較したところ、「200席規模の企業では、年間45㌧の二酸化炭素排出量削減につながり、デスクトップ・パソコン1台当たりの年間コストを最大約90㌦抑えられる」(同氏)という。

ITproより

投稿者 trim : 2007年03月23日 15:10