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2007年01月06日

【草加市】新リサイクルセンター建設へ

埼玉県草加市は瓶、缶などの資源化能力を拡充するため、新リサイクルセンターを同市稲荷1丁目に建設する。

請負業者は総合評価一般競争入札で選定され、設計と施行を一括して発注する。
総合評価方式は同市では初採用で、有識者らによる審査委員会の答申を受けて業者を決定した。

総合評価方式は価格競争による工事の質の低下を防ぐため、業者による技術提案などを総合的に審査する。
同方式は国や都道府県などで採用が進んでいる。
草加市では昨年5月に審査委員を委嘱した。審査委員会は識者4人に担当部長を加えた五人で構成。
7月の一般公募に4社が応じた。

委員会は、応募業者による完成施設の性能や維持管理コストなどの技術提案などを得点化し、これを業者ごとの入札価格で割って総合評価値を算出。
最後に総合評価値の一番高い業者を選定し、昨年10月26日に市に答申した。

市は11月28日に、答申通り兵庫県の極東開発工業と仮契約した。
契約額は18億2,700万円で、昨年12月二26日に同市議会で承認された。

新リサイクルセンターは現在の施設に隣接して建設され、新施設稼働後に旧施設は解体される。
新センターは1日35㌧の処理能力があり、リサイクルの啓発・学習スペースも設けられる。
市の計画では2009年3月に完成、4月稼働の予定。

埼玉新聞より

投稿者 trim : 2007年01月06日 09:51