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2006年12月10日
【那覇市】国際通りにエコドーム
沖縄県那覇市の中心地、国際通りの活性化策として映画館跡地をコンペ方式で再開発するプロジェクトの設計案が決定した。
全国から応募のあった341件の中から東京都の建築設計事務所代表、西沢大良氏が提案した外壁全体をツタで覆った「エコ型ドーム」の商業施設が選ばれた。
同プロジェクトは総合建設の国場組(国場幸一社長)とリサ・パートナーズが共同で開催。
かつて国際通りの象徴だった「国映館」の跡地(約1,680平方㍍)に新たなシンボルを再生させる計画で、2007年夏に着工、2008年夏の完成を目指す。
西沢氏の作品は地上3階(高さ33㍍)、地下1階で述べ床面積は6,741平方㍍。
巨大な木の茂みをイメージしたドーム状の外壁で建物を覆うことで強い日差しを和らげ、建物内に自然の風が通る環境に配慮した構造が特徴。
一階は映写スクリーンを備えた多目的な広場、2、3階と地下1階はおきなわの物産などを扱うショッピングフロアにする計画。
国場社長は「施工者としてもチャレンジしたくなる建物。周辺の通りの再生にもつながる町のシンボルにしたい」と話した。
日経流通新聞より
投稿者 trim : 2006年12月10日 11:14