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2006年12月25日

【環境省】来春の花粉飛散量は平年並みから平年の20%程度予測

環境省はこのほど、2007年春の花粉総飛散量予測(速報)を取りまとめた。

それによると、花粉総飛散量は地域によって平年並みから平年の20%程度になる見込み。
今年7月、気温は概ね平年並みだったものの、東北から九州北部にかけての地域で日照時間が少なかったため。

地域別では、北海道・東北北部では平年並み、東北南部では平年の半分程度、関東甲信越では平年の25%程度、北陸・東海は20~50%程度、近畿は30~60%程度、中国・四国は50~80%程度、九州は平年並みかやや少ないと予想している。平年より飛散量が少なかった2006年春に比べ、北海道、東北北部、関東北部、北陸等では多くなるが、その他の地域は同程度かやや少なくなるところが多いと見込まれる。

また、スギの開花と飛散開始は例年並みかやや遅れると予測される。
今年秋の気温が高めに推移したことから、スギ雄花の休眠が遅れ、開花が例年並みかやや遅れると予測されるため。

今回の速報は、現時点で得られた気象データのみに基づく。
環境省は今後、最新の気象予報や全国の森林における花芽の調査結果を踏まえ、花粉飛散開始前に、再度、より精緻な予測を行う予定という。

日経エコロジーより

投稿者 trim : 2006年12月25日 17:29