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2006年11月01日
屋上緑化 サツマイモ栽培活用(NTT都市開発他)
NTT都市開発とNTTファシリティーズはサツマイモの水気耕栽培を活用した屋上緑化の実験で、緑化した部分が無処理の部分に比べ最高温度を27℃下げられたと発表した。
地表面反射を除く太陽光の正味放射量のうち、8割をサツマイモの蒸散作用で吸収できたという。
自社保有の「アーバンネット三田ビル」で5月から実証実験していた。
夏場に無処理区の屋根表面温度は55℃まで上昇したが、隣接するサツマイモ緑化区は28℃にとどまったことを確認した。
無処理区は1日の温度変化が27℃で夜間に急激に温度が下がる夜間熱放出もあった。
緑化区は温度差が3℃と熱帯夜の抑制にも役立つとしている。
NTT都市開発は既存ビルの屋上緑化で採用を検討。
水気耕栽培のため、屋上に土を入れる工事が必要な通常の屋上緑化に比べ初期コストも抑えられるという。
NTTファシリティーズはこの仕組みの外販も目指す。
日経産業新聞より
投稿者 Melody : 2006年11月01日 08:13