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2006年09月08日
【経産省・国交省】消費者に「エコポイント」
経済産業省と国土交通省は環境に配慮した物流を推進するためにポイント制度を活用できないかを探る研究会を設置した。
低公害車など環境に優しい運び方で店頭に届けられた商品を消費者が買うとポイントを進呈。
そうした商品が売れることで、環境に配慮した物流の利用を促す。
研究会名は「グリーン物流とエコポイント研究会」。
エコポイントはレジ袋の使用を断ったり、環境配慮型商品を購入したりするとポイントが得られ、ためたポイントに応じて好きな商品や寄付などに使える制度。
昨年の愛知万博で導入され、物流分野でも効果が見込めるとの期待から、検討することにした。
研究会には学識経験者のほか、日本通運、イオン、電通総研などの担当者が参加する。
環境に配慮した運送方法で届いたことを小売店の店頭でどのように確かめるのかなど、導入する際の具体的な問題点を探る。
ポイントの付与対象や還元方法などについても議論する。
来年2月をメドに報告書をまとめる。
両省は京都議定書における運輸部門の二酸化炭素排出量削減目標を達成するため、物流企業や荷主企業と一緒に環境に配慮した物流のあり方を検討している。
その実現には消費者の協力が不可欠と判断した。
日経流通新聞より
投稿者 Melody : 2006年09月08日 11:33