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2006年09月23日

【京都市】使用済み蛍光灯を回収、市内124電器店が協力

京都市は10月から、使用済みの蛍光灯をリサイクルに回す「家庭用蛍光管拠点回収事業」を始める。

市民が市内の電器店に持ち込んだり、市のまち美化事務所に届けた蛍光灯を処理業者に渡し、ガラスとプラスチック、水銀などに分別して再利用する。

現在、市内では蛍光灯は家庭ごみとして焼却処理されている。
電器店が引き取る場合でも産業廃棄物として埋め立て処理されるか、一般ごみとして焼却される。
しかし、蛍光灯が割れる際に有害物質である微量の水銀が漏れるほか、焼却してもガラスや金属が燃え残るため、市はリサイクルの手法を検討してきた。

市は、5カ所のまち美化事務所に回収拠点を設置する。
また、市民が買い換える際に古い蛍光灯を引き取り、回収拠点に届けるよう、市内の電器店に協力を求めており、回収事業を始める10月1日時点の取扱店は124店となる。
蛍光灯リサイクルの専門業者(東京)が一昨年に設けた処理工場が大阪市内にあり、京都市は回収拠点に集まった蛍光灯を同工場に搬送する。
市民が直接、回収拠点に持ち込む場合も受け付ける。
毎月第 4週の月曜が左京、火曜が山科、水曜が南、木曜が下京、金曜は上京の各まち美化事務所で引き取る。いずれも午後1時45分から4時まで。

京都新聞より

投稿者 Melody : 2006年09月23日 12:44