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2006年06月20日
緑化壁面・屋上じわり増加中
屋上や壁面に植栽してビル屋内や周辺の温度をさげようという試みは全国でも増えている。
国土交通省がゼネコンなど249社(回答率60%)を対象に実施したアンケートでは、2000年には8.5㌶だった屋上緑化面積が2004年には22.3㌶と、約14㌶増えた。
芝生主体の植栽から高木を設置した人工庭園のようなものまで種類はさまざま。
最近はビルの壁面に張ったシートやマットに植栽する例も増えているという。
2005年の愛・地球博では、愛知県の長久手会場に世界最大級の緑化壁(長さ150㍍、高さ15㍍)を設置し、博覧会の期間中、熱環境の改善効果などを測定。
「緑化した壁面から10㌢離れた位置の気温は、緑化していない壁面と比べ、最大で7℃低い」「緑化した壁面の表面温度は、壁の正面の人工芝に比べて約20~30℃低い」などの結果を得て、緑化による温度低下の効果を実証した。
朝日新聞より
投稿者 Melody : 2006年06月20日 12:01