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2006年03月13日

日本政策銀と業務提携(広島銀行)

広島銀行は2月21日、環境負荷低減やエコアクション21認証取得など環境配慮型経営に対する融資について、日本政策投資銀行と業務協力する覚書を交わしたことを明らかにした。
これまで両行は包括的な連携をとってきたが、今回は日本政策投資銀行の環境スクリーニング(環境格付けを利用した審査)の利用や融資協力など具体的な連携内容を盛り込んでいる。


日本政策銀行では、環境配慮型経営促進事業制度で、環境負荷低減への取り組みなどを点数方式で集計して格付けする「環境スクリーニング」を利用。企業審査とあわせて金利や保証料など融資条件決定の基準としてきた。
融資を受ける企業側では、環境負荷低減への取り組みや環境に対する企業意識を格付け評価としてPRなどに活用できるメリットもあることもあり、さまざまな業界で融資実績がある。
業務提携により、広島銀行に融資を受ける企業の希望により、環境スクリーニングを利用できる。
審査結果は広島銀行が展開する地球環境対応支援制度エコハーモニーに適用、金利や保証料の優遇なども行うという。
他に協調融資(シンジゲートローン、SL)や私募債の協力、両行間の情報交換など具体的な連携を図り、地域経済の発展につなげていきたい考えだ。

循環経済新聞より

投稿者 Melody : 2006年03月13日 11:07