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2005年11月10日
蛍光灯リサイクルの実証実験 (コンシューマーズ京都)
消費者の保護を目的に活動する特定非営利活動法人(NPO法人)、コンシューマーズ京都(京都市)は17日、京都市内で蛍光灯リサイクルの実証実験を始めると発表した。
家庭から出る使用済み品を家電量販店で回収し、廃棄物処理会社に委託してセメント原料などに再利用する。
家庭から出る使用済み蛍光灯は焼却したり埋め立てたりして処分することが多く、封入している水銀蒸気が大気中に飛散する可能性があるという。
実験では水銀を安全に取り除いて精製し、再び蛍光灯の原材料などに利用する。
家電量販店「タニヤマムセン」の市内6店舗に回収箱を設置し、家庭から出る蛍光灯に限って集める。
期間は12月15~31日。回収は無料とし、廃棄物処理会社などに払う費用は環境省の助成金で賄う考えだ。
コンシューマーズ京都は期間中、約3㌧、15,000本分の蛍光灯の回収を見込む。
実験を通じて採算性などを検証し、京都市に蛍光灯リサイクルを働きかける。
国内では札幌市などが電器店などの協力を得て蛍光灯の回収事業を始めている。
日本経済新聞より
投稿者 Melody : 2005年11月10日 18:40