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2005年11月05日
学園祭エコ屋台盛況
開催ラッシュを迎えた各大学の学園祭で環境への配慮をうたった食べ物の屋台が次々と登場している。
ゴミが出にくい〝エコレシピ〟を編み出したり、土壌への還元や再利用が可能な〝エコ容器〟を使ったりと手法は様々。たっだ、直接手で食べ物に触れるとの理由で保健所から指導を受けた主催者も。
学生たちは試行錯誤しながらも、若い頭脳でアイデアを競い合っている。
「このたこ焼きはお皿も食べられます」――。
10月末の青山学院大の学園祭で、スキーサークルが出店した屋台にエコレシピがお目見えした。
ソースを染み込ませたえびせんべいにたこ焼きをのせた「たこせん」。せんべいが皿代わりだ。
「たこ焼きのソースがせんべいに合う」「皿まで食べられてお得」と人気を呼び、昨年の約1.5倍の500食余りを売り上げた。
同サークルの小林佳祐さん(19)は「材料費が上がったので収支はとんとんだが、環境保護に役立てたからそれでいい」と満足げだ。
エコレシピはこのほか、綿あめの芯を棒状の菓子で代用したり、焼そばを皿ではなくパンにはさんだりといったメニューが代表的。
1999年に東京大の駒場祭委員会がゴミの1割を屋台の容器が占めることに着目、「それなら容器も食べ物にと発案したのが始まりとされる。
日本経済新聞(夕刊)より
投稿者 Melody : 2005年11月05日 15:18