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2005年10月26日

【東京都多摩地区】30市町村でリサイクル好調

多摩地域30市町村の昨年度のごみ処理実績が、行政シンクタンクの東京市町村自治調査会の調査でまとまった。
ごみの量が減ったのに加え、リサイクル率も過去最高だった前年度を更新した。新たにごみの有料化を導入した自治体が増えたことが理由と見られている。


同調査会が毎年実施している「多摩地域ごみ実態調査」の2004年度版で分かった。
収集ごみと持ち込みごみを含めたごみの量は、計約130万1千㌧となり、前年度より約3万9千㌧(2.9%)減少した。1人1日あたりのごみ量も891㌘と、前年度比で32㌘減った。
ちなみに都区部は1,205㌘だった。
さらに、集団回収されたものも含めたごみ全体のなかで、資源化されたごみの割合を示す総資源化率(リサイクル率)は27.7%に達し、過去最高だった前年度(26.2%)を更新した。
10年連続でリサイクル率が伸びているという。
昨年度は八王子市や武蔵野市など6市町で新たに家庭系一般ごみ(収集)の有料化が導入され、以前の自治体を合わせると計14市町村となった。調査会の担当者は「ごみの有料化を進める自治体が増え、市民の意識も高まったことが原因」と分析している。

朝日新聞より

投稿者 Melody : 2005年10月26日 13:15