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2005年09月27日
宅配用牛乳瓶23%軽く(明治乳業)
明治乳業は宅配用牛乳瓶(200㍉㍑)の全量を業界最軽量タイプに切り替えた。
重さが140㌘と従来品に比べて23%軽量化した瓶で、家庭や駅の売店向けに1日平均160万本を出荷し、飲用後は回収して再使用している。
軽量タイプへの切り替えでガラスなどの原料使用量を減らせるうえ、配送負荷を抑えられる利点もある。
瓶は石塚硝子(東京・中央)と共同開発した。
傷つき防止の樹脂コーティングは耐久性を確保しながら、厚さを20~30μ㍍と大幅に薄膜化。再使用回数は約30回と、従来の約3倍に増やした。瓶に商品名などを直接印刷していたのも取りやめた。キャップはプラスチック製とし、回収できるようにした。
昨秋、まず四国で新開発の瓶の流通を始め、順次全国に広げてきた。
各工場の生産ラインも改良。回収したプラスチック製キャップは苗木ポットやゴミ袋などにリサイクルする。
明乳は牛乳の宅配が約280万件と、シェア4~5割を占める最大手。
容器包装リサイクル法の見直しでリターナブル瓶の推進が論議されていることもあり、新型の瓶をアピールする。
日経産業新聞より
投稿者 Melody : 2005年09月27日 17:31